素人目線の映画感想ブログ

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女神の見えざる手/ 究極の氷魔法 その名もチャステイン! 


女神の
 女神の見えざる手
 (2017年 アメリカ・フランス)  
 94/100点



めちゃくちゃ面白かった!
序盤からすでに面白くって、どれだけ感激したことか。

なんたって、主人公・スローンを演じるジェスカ・チャステインのカッコ良さ!
『ゼロ・ダーク・サーティ』でも魅せた神々しいほどの姉御気質が大爆発!!
目的の為なら手段なんか選ばない、貪欲な勝利への執念を見せつけます。

それも、凍えそうなほどクールに。




もはや究極の氷系攻撃魔法といえば。
ヒャダルコ・ヒャダイン・チャステイン!!
※『テイク・シェルター』の時は、究極の回復魔法でした。




テンポのいいカット割りや、盛り立てる音楽も素晴らしい。
おまけにドンデン返しの鳥肌たるや…、超ド級のエンタメです。

あらすじは、「政治に介入するロビー活動家であるスローン(ジェスカ・チャステイン)は、『銃規制法案』の可決を目指し活動を始める。しかし、彼女を社会的に抹殺しようとする『銃規制反対派』の政治家やロビイストとの熾烈な戦いが繰り広げられる…」というお話。


何度も言いますが、本作はスローンのカッコ良さに尽きます。

こいつおかしいと思ったら、大事な顧客であってもバカにして一笑します。
序盤で、依頼人である『銃規制反対派』の政治家を、「古くせえ!」とコキ降ろす遠慮のなさ。
怒れる上司に啖呵を切って、瞬く間に会社を飛び出し、「ほえヅラかくなよ!」とかます威勢の良さ。

これらがもうカッコ良すぎて涙が出るほど! 
フルコースの序盤でステーキ食わされてるくらい満足感が凄いです!

女神


とはいえ。

彼女は、強烈なキャラクター。「上司にしたい人№1」とは、言い難い面もあります。
あまりに「常軌を逸して」いるからです。いわば、笑えない『リーガル・ハイ』の古美門研介。

彼女は、そもそも「正義」で動いていません。「勝ちたい」という一心だけ。それ以外に私情なし。
「勝利」のためなら、彼女は仲間も平然と疑うし、利用もします。無茶ぶりもするし、中傷もします。
そして…、倫理規定も破ります。

不眠症になり、薬物に依存し、医師から「死ぬぞ」と忠告されています。

動きを止めれば死んでしまう魚のごとく。
彼女は、闇の深海を永遠にうごめき、獲物を捕らえようと血眼でいるのでした。

こいつは…、完全無欠のプロ根性。

もうね…、掛け値なしにカッコ良いですよ。

女神の3


で。

本作では、ロビー活動の汚い実態も見せます。
彼女は「正義」で動いていませんが、その他の政治家も誰もかも、「正義」じゃ動いていないもの。

そう考えてみると、スローンの執念の動機って、序盤で「女性蔑視」な発言をしたジジイ政治家に、一泡吹かせたかっただけなのかもしれませんね。

そんな彼女が次第に敵の罠に陥り、弱っていく様子も絶妙です。
ただし、計算の見えるツンデレ描写は賛否両論かもしれませんが。
奇をてらったような男娼の買春も、ちょっと必要性にとぼしいか。

とはいっても!
ラストの大逆転劇には、舌を巻くこと間違いなし! 
それにしても、してやられた敵側さんのリアクションが巧い! 名斬られ役・福本清三かっ!

若干…
後から冷静になって考えてみると、「よくある」パターンのような気はしますけど…
この勢いに乗っかれば、ちっとも気にならずに感激できることでしょう!

しかもチャステイン、次回作(5月11日公開)『Molly's Game』でも姉御気質が大爆発だっていうから、もはや究極魔法! 
その名は、チャステイン!



女神の2
余談ですが…、若干平野ノラに似ていたりする…。




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Posted on 2018/04/26 Thu. 22:16 [edit]

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