素人目線の映画感想ブログ

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スタートレック イン・トゥ・ダークネス 3Dで見るか否か。それが問題だ。 


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 スタートレック イン・トゥ・ダークネス
 (2013年 アメリカ映画)80/100点


さすがは、スピルバーグの後継とも言われるJ・J・エイブラムス監督。
純粋に誠実なまでに、観客にハラハラドキドキを与えるためだけに作られたような本作は、キラキラとしたエンターテイメントであり、それ以上でも以下でもありません。良くも悪くも、正当なるブロックバスター映画です。

ただし、派手なアクションを楽しみたい人には、十分満足に至る傑作です。しかしその逆に、人間ドラマの深みや目新しい部分等はあまり感じませんでしたよ。もともと、そういうのを盛り込む映画ではないのでしょう。

といっても、私は過去の「スタートレック」シリーズは一切見ていないし、正直、スペースオペラタイプのSFは苦手なので、今回は(も?)、正当な評価は出来ないと思いますので、あしからず。

さて。

実は、私は本作を「IMAX3D」で拝見しました!
「IMAX」だけでなく、「3D」だけでなく、全てを付けた最強の鑑賞環境です。なんと、贅沢なことか。
どれほど贅沢なことかと言うとですね、えー、ここで…バチっと、例えてみましょう。
例えるなら、そう、まるで…まるで…えー…

のり弁にタルタルつけて特盛したような…???

…。

まー、恥ずかしい話ではあるのですが…なにせ、普段はレイトショーの1,000円で映画を見ているクチだというのに、今回は2,200円ですからね。期待値は高いというものですよ。結構わくわくしたものですよ。一体どんな映像体験なんだろーかって! なにせ1,200円増しですからなー!(開き直った)
そうして始まった鑑賞中、思った事。
結論を言いますと、うーん…普通の2D鑑賞でいいかなあ…。

確かに3D表現には目を見張るものがありました。本作は、3Dになった時の効果を十分に考えて撮影をしているので、やたらと高低差を感じる映像が多かったのです。ビルの上から、とか、崖の上から見下ろす、とか。
昔の3Dって、「飛び出る」という感じでしたけど、今の3Dは「奥行」を感じさせるんですよね。だから、崖の上から下を眺めるような場面では、本当に高い所から見下ろしているような、クラクラした感じがします。おまけに、役者が映像ではなく、まるで目の前で芝居をしているように見えるのが、なかなか興味を惹きます(その俳優の熱狂的ファンにはたまらないかもしれません)。セットも、そこに「実体」として「ある」ように感じるので、臨場感がすごいのは本当にすごいのですが…正直、まだまだ3Dって、発展途上だと思わせられる点も多いのです。

3Dの欠点は、「3D眼鏡」にあります。

これによって、
1.「画面が暗くなる」
明るい場面ではいいのですが、ちょっと薄暗い場面だと、画面が本当に暗くなってしまって観にくいです。

2.「フレームが邪魔」
普段眼鏡をしていないからかもしれませんが、眼鏡のフレームが視界に入り込み、非常に邪魔に感じます。

3.「首の位置に自由がない」
ちょっと首を曲げたりして角度が変わると、3Dでなくなって画面が見づらくなります。肩こり持ちにはツラい。

さらに言うならば、個人的な意見ですけど、「3D表示」が見事であればあるほど、そこに意識が集中してしまい、逆に映画自体への印象が薄れてしまうように感じます。

ゆえに、私は落ち着いて鑑賞できませんでした。
途中で何度か眼鏡を取ってしまうほどです。そうすると、画面が二重写しだから、特に字幕が読めないんですよね…。
私は、映画は2Dでいいかなと思います。
ただ、まだ一度もこの3Dを体験したことがない人には、1度は見てみることをオススメします。確かに、驚くべき技術だと思いますから。

というわけで、今日はこのへんで。
…って、あら! 映画の感想が全然書けてないじゃん!
ほらね!
3Dのせいだ!
それなにり面白かったはずなのに、映画の内容があまり印象に残ってない!
いや、まじで!
困ったな、こりゃ困った!

とにかく思い付く限りで、感想をば!

簡単に簡単にあらすじを言うと、「宇宙船USSエンタープライズの若き艦長カークと副館長のスポックは、日々未開拓の惑星を調査している。ある日、ロンドンで爆破テロが起き、対策が協議されている現場を犯人であるハリソンに襲撃される。上司を殺されたカークは、マーカス提督の命のもと、ハリソンを追って危険な種族・クリンゴンの本星クロノスへ向かうが、エンタープライズに載せられた新型魚雷に対し、エンタープライズの技術者スコッティは不審を抱く…」というお話。


本シリーズを見ていなくとも、耳のとんがったミスタースポックは有名ですね。
スポックは、非常に理論的でクールであり、常にルールを守る堅物です。
対するカーク船長は、猪突猛進で、感情任せの男。

要は本作は、この二人がお互いの相反する性格のために、時に反目し、時に助け合うというツンデレな男の友情物語なのであります。

冒頭でも、壮絶な危機に瀕したスポックを救うため、カークは、「未開惑星の種族に宇宙船を見られてはならない」という規律に違反します。
しかし、助けられたスポックは、お礼を言うどころか、内緒にしておくべきそのカークの規律違反を、何と上官にあっさり報告。
カークを唖然とさせます。
いるよねー。こういう「無駄な正義感」をふりまく優等生タイプって。何の利益も生まない偽善なのに、自分だけ悦に入って人の迷惑も顧みないやつ。
スポック、かなりヤバい人格だなって思います。
きっと友達いないんじゃないかなって思います。
正直言って、近寄りたくないやつですよね。
カーク船長の憤る気持ちや、ため息をつきたくなる気持ちは、よーくわかります。あんな奴とこれからも乗船していくなんて…そう思っていることでしょう。けどね、スポック彼女いるからね! それだけで、もう君の負けなのだよ。あきらめ給えカーク船長。

というわけで!

OPから、溶岩流の渦巻くクライマックス並の映像やら、高層ビル内でのド派手な銃撃シーンやら、大スペクタクルな宇宙船同士の戦闘描写やら、終盤での大墜落シーンなどなど、物語の終わりまでずーっと続く迫力のアクションシーンに度肝を抜かれること間違いなし! 133分の上映時間が、あっという間の濃密さでした。

特に印象的だったアクションは、敵の宇宙船に乗り込むために、身一つで宇宙空間へ飛び出す場面です。戦闘後の残骸だらけになった空間を、テクニカルに避けながら突き抜けていきます。自力で減速もできない猛スピードのまま敵の宇宙船に迫るも、侵入口の小さなハッチがなかなか開かないっていう、お約束のハラハラもバッチリ決まっておりました。

けど、途中で3Dに気を取られて、話が分からなくなることもあったんですよね。
・なんでエンタープライズ号に新型魚雷を乗っけたんだっけ?
・その魚雷に、なんであんな秘密があったんだっけ?
・宿敵のカーン(船長はカーク、名前の区別しにくい…)は、どうしたかったんだっけ?


誤解のないように説明すると、以上の不明点は、本当に3Dに気を取られ、眼鏡をかけたり外したりしていたものだから、セリフを聞き損ったために生じたのです。映画が悪いんじゃない! 3Dが悪いんだ!
そういうことで、不明点は他の方のネタバレしたブログで教えてもらおうと思ってますので、みなさんも、そっちをご覧になった方が参考になりますよ! ってね! テヘッ!

スポックを始め、ピエロ役担当の技術主任・スコッティ(サイモン・ペッグだし!)は当然のこと、その他乗組員たちのキャラクターも出来上がっていて、とても楽しいです。そこまで目立っていない役柄の人が突然活躍したりするのは、好きなパターンです。渡り廊下から落ちそうになったスコッティとカーク船長を助ける、あの人とか。

それにしても…本シリーズのことを全く知らないので、終盤で「えー! そんな展開するんだなー!」と勘違いし、かなりギョツとしました。(反転:カーク艦長が死ぬところ。本当に死ぬんだと思い込んで、ビックリしました。
これで終わりかと思ったら、その先にもまだまだアクションが展開し、これでもかのサービス精神に溢れた一作です。

ところで。

実は、2009年公開の前作「スタートレック」は鑑賞していたものの、ほとんど印象に残っていなかったので、そっちももう一回見直してみようと思う今日この頃…
…ん?
印象に残ってないの…3Dじゃなくても変わらないじゃん…。

ふー。

すみませーん、どうやら、映画の内容の理解不足は、私がスペースオペラに慣れていないのが原因だったー…かなあ…アハハハ…。

みなさんは、ぜひ3Dでご体験ください!(一度くらいは)


↓こちらがとっても詳しいです。
復讐の是非 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」/カゲヒナタのレビュー


 

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Posted on 2013/08/26 Mon. 13:42 [edit]

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