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ミケランジェロの暗号 ラスト、最高のドヤ顔。 


 ミケランジェロの暗号 [DVD]
 ミケランジェロの暗号
 (2011年 オーストリア映画) 85/100点


<ほぼネタバレしています。>


本作はナチス関連の映画と聞いていたもので、暗く陰鬱とした、人間の残虐性を描いた戦争悲劇とばかり思っていました。
 
もちろん、そういった面もありますが…これが、意外にも楽しい映画になっているのです。

本作の事件は、主人公の友人がナチス(SS)に入隊し、ユダヤ人である主人公とその家族を裏切り、逮捕してしまうところから始まります。
主人公の父親は「ミケランジェロの名画(素描)」を所有していました。ナチスはその名画を手に入れたくて、父親の身辺を探し回ります。しかし、どこにも見当たりません。
しかもナチによる拷問の末に父親は殺されてしまうため、名画の所在は誰にもわからないままになってしまうのです。
いったい名画はどこに? ミケランジェロの暗号の謎とは?
今、壮大な謎解きの火ぶたが切って落とされるのでありま…

いやいや、大した謎じゃないから。

実はというと。

この映画の醍醐味は、まったく別のところにあったのです。
こりゃ、うっかりな映画のタイトルです。
まるで謎めいた暗号を解きほどくミステリーのように思わされますが、暗号っていったって…本作を見てる人、みんなすぐにわかることでしょう。「志村うしろ、うしろ!」みたいに、名画のありかはあそこ、あそこ! …ってなりますよ、きっと。

この映画の見どころは、物語の途中から主人公とナチスの友人の立場が、主人公の見事な機転ですり替わる展開にあるのです。
本当の意味で、立場がすり替わります。
すなわち、「主人公がナチスで、裏切った友人がユダヤ人」と、ナチス達に見せかけることに成功するのです。
そこから、本作は喜劇と言ってもいいくらいに物語の色調ががらりと変わるのでした。

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(機転に次ぐ、機転!)


もちろん、それからいくつかの苦難をなんやかんやと乗り越え、ラストシーンで見事名画を取り戻します。(何度も言いますが、名画の所在はかなり最初の方で気付きます。)
最後に、友人をギャフンと出し抜いた後…ここ、何度も見返しましたけど、とっても痛快なことが起こります。
主人公と主人公の恋人と主人公の母親の見事なドヤ顔。本当にドヤ顔を見せつけているのです。ここ、本当に笑いました。
あれは、浜ちゃんもびっくりの今世紀最大くらいのドヤ顔だと断言してもいいくらいです。 


 

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Posted on 2012/09/04 Tue. 21:03 [edit]

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