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探偵はBARにいる あっぱれ! 大泉洋。 


 探偵はBARにいる 【DVD3枚組】「探偵はここにいる! ボーナスパック」
 探偵はBARにいる
(2011年 日本映画)75/100点


大泉洋ってすごく良い役者さんですね。
雰囲気だけで笑わせられる、そんな空気感を持っています。

そんな彼が、なぜかハードボイルドな探偵映画の主役ですから、まさに大抜擢。見事に興味をそそらせるナイスキャスティングだと思います。

物語は、探偵を営む大泉洋演じる「俺」のもとに、一本の依頼の電話がかかってくることで始まります。
謎の女からの電話…
その依頼をなんとなくこなす大泉洋ですが、その度に彼はどえらい目に遭うのです。

ハードボイルド探偵・大泉洋、大雪原に生き埋めにされる。
その後なんとか命拾いをしますが、再び女から電話が…
しょーがないから、なんとか依頼をこなそうとするんだけど…

ハードボイルド探偵・大泉洋、チンピラに半殺しにされる。
その後、頑張って調査を続けるんだけども…

ハードボイルド探偵・大泉洋、顔がぐちゃぐちゃになるくらいに殴られる。

わかった!

こんなんだから、大泉洋がキャスティングされたんだ! 

大泉洋は、痛い目にあってばかりで、考えてみると具体的にいいとこなしです。
松田龍平演じる相棒・高田は、いつも寝てばかりのマイペースで、とても天然(髪の毛じゃなくて)ですが、実は腕っぷしが強いという設定です。
結構良いキャラになっていて、天然(こちらは髪の毛)の大泉洋ととても良いコンビネーションを披露していました。
ボケと突っ込み、みたいな素敵な間柄。
それにしても大泉洋、いいツッコミしてるなー。

全編にクスリと笑わせる空気と、ミステリーらしく謎が解けていく快感と、後半信じられないくらいのバイオレンス描写などが展開され、飽きることなく物語は進みます。

「ノーカントリー」のハビエル・バルデムを意識した(?)ような、高嶋政伸の異様な殺し屋も、堂に入ってます。
ん? …本性?

ただ。

小雪が魔性の女というような感じで出てくるのですが、このあたりの展開はひねりが足りない気がしました。また、終盤にて小雪が壮絶なシーンを見せつけるのですが、ちょっと映像が物足りません。
ここ、最大の見せ場だと思うのですが。
たぶん韓国映画あたりだったら、もっとうまく魅せるシーンにしていただろうなーと、ちと残念に思いました。

それにしても。
 
やはり大泉洋の存在はでかい。
随所に楽しいノリが伝わってくるのです。それは、生き埋めにされてる時も、相棒が助けに来てくれない時も、女に振り回されてる時も。…ほんと、いいとこないね。

いろいろと物足りない面もありますが、もしこれがテレビシリーズだったら毎週見ると思います。
そういう軽さ、というか軽快さがあるのです。実はテレビ向けだと思います。
けど昔、永瀬正敏が主演で、かなり気合いを入れて作っていた探偵もののテレビシリーズは、視聴率が最低でした。作品の質と視聴率は結びつかないのかもしれませんが、そこは、ほれ、軽妙なる大泉洋が、見事に打ち破ってくれると思いますよ。


   

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Posted on 2012/09/05 Wed. 00:01 [edit]

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