素人目線の映画感想ブログ

素人による、素人のための映画感想・レビュー。 映画文法や方程式なんのその。

ゲーム世代なもので。(h26.9.) 


ゲーム世代なもので。
齢40に近くなった今でも、時折ゲームをします。
とはいっても、「これ!」って思ったゲームだけに限って。

ということで、今回は趣向を変えまして、大人になってからやったゲームで「すごい!!」と思ったゲームソフト・ベストの五本を挙げていこうと思います。
ちょっと息抜きに。




the_last_of_us_wallpaper.jpg
THE LAST OF US
(2013年 アメリカ) 85/100点


実は、今回ゲームについて書こうと思ったのは、本作にかなり感銘を受けたことが理由です。
これは、紹介したいなあと。(今更なんですが)

本作はプレイステーション3にて2013年に発売され、今年、プレイステーション4版として再登場したのでした。
私がプレイしたのは、その「4」版。

本作は、世界的にかなり高い評価を獲得しています。
いわゆるサバイバルホラーというやつで、ゾンビ系の物語です。
ヒトでなくなった「感染者」で溢れる荒廃した世界を、中年の主人公と一人の女の子が旅をしていきます。

ラストオブ2

ラストオブ3


映像表現もかなりの技術だと思いますが、本作で最高に秀逸だったのは、「ドラマ性」でした。
いや、「映画のようなゲーム」って評価は、よく聞くことなんです。
特に最近は、CGがかなりリアルなものだから、より一層、ゲームが映画的なんですよね。
しかし。
本作の「ドラマ性」はズバ抜けて凄かったと思います。

特にエンディングシーンは震えました。
いや、中途半端だとか、「え? これで終わり?」という評価もあるみたいですけど、「映画」として観たら、もうバリバリに好みの終わり方だったのです。

世界が改善されるわけではなく、旅もまだ途中なのですが、主人公とヒロインの「関係生」がメインの物語だと考えると、もう泣けちゃうくらいに切実で、一つの区切りを付けているのでした。
ハッピーエンドでもない。
バッドエンドでもない。
いろんな考え方が出来る終わり方ってところもミソです。

ラストオブ4


以下はひとつの見方ですが…(ネタバレです)


ゾンビ化する抗体を体内に持っている(と思われる)ヒロインは、「死」を覚悟して抗体を摘出する手術に臨みますが、主人公の男は、ヒロインを助け出し逃げます。
男は、「他に抗体を持っている人がいるから」と嘘を吐き、ヒロインを納得させようとするのですが…。
ヒロインは、「世界のために犠牲になりたかった」のに、主人公が「勝手に」その覚悟を踏みにじった事に、不信を持ちます。
ラスト。
抗体を持っている他の人の話は本当か? と問うヒロインに対し、男は、堂々と「誓うよ」と嘘を付くのです。
ヒロインは、ただ、「わかった」とつぶやき、画面が暗転します。

世界よりもヒロインを助ける事に正義を見出した男。
しかし、それはあまりに「勝手」だと、ヒロインに不信を植えつけました。
ゲーム序盤では、ヒロインを邪険に扱っていた主人公が、ヒロインと共に生き抜いていく中で、確かな「絆」が芽生えていくドラマだったのに、それゆえ、二人の関係には、逆に溝が生じてしまったという、皮肉。

切実に男に問いかけるヒロインに被さるギターの旋律が、胸をざわつかせます。
凄い曲だし…聞いたことのある曲調だな…と思ったら、なんと「BABEL」と同じ作曲家だったことも驚きです。

ラストオブ


本作ほど、「本当に優れた映画」並みにドラマを締めくくったゲームを他に知りません。
ゲーム自体は「ステルスアクション」といわれる、隠れながら敵を倒したり突破したりするシステムです。
難しいので、最初はうまくいかず、大したゲームじゃないじゃーん…と思っていましたが、操作に慣れると段々楽しくなり、ゲームとしても一流だと気付かされました。







ワンダ
ワンダと巨像 (2005年 日本) 90/100点


今から10年前に発売され、2011年には、プレイステーション3でリマスター版が出ています。
広大なフィールドを駆け巡り、計16体の巨大な敵・巨像を探しだし、倒す事が本作の目的です。

本作の凄さは、敵キャラクターの巨大さ。
およそ主人公の数十倍はある巨像が襲いかかってきます。
当時は、プレイステーション2でプレイしたので、ゲームの表現力ってここまで凄いことができるようになっているのかと驚嘆しました。
巨像のバラエティーも様々で、超巨大な巨像から、闘牛スタイルの巨像、水中を移動する巨像に、大空を滑空する巨像、大剣をふりかざす巨像などなど…。
基本的に、巨像の体にはいくつかの弱点部分があり、その弱点の部位まで、あらゆる工夫をしながら、飛び移ったり、這い上がったりして到達しなければならないのです。

巨大な敵の圧倒的なビジュアルに震え、攻略法のアイディアの巧さに舌を巻きます。
巨像を発見した時の恐怖を煽るBGMが、巨像の弱点を捉えた瞬間、劇的なものに変化する演出も、見事の一言。

本作に流れる雰囲気も、非常に独特です。淡く儚い空気が心地よいし、非常にミステリアスです。

捻りの効いた驚愕の結末も一見。

ワンダ3


ただ、非常に残念な点が一つ。
巨像の弱点に最後の一撃を食らわすと、巨像は倒れ込みますが、その場面が「完全ムービー」で処理されるため、途端に外野に回されたような疎外感を感じます。達成感が削がれるのです。
日本のゲームの悪しきムービー依存症が、これほどの名作にさえ蔓延していることに、ちょっと落胆したことを覚えています。

ワンダ2







dedddosupe-su
デッドスペース (2008年 アメリカ) 90/100点

これまで、「怖いホラーゲーム」といえば、日本の「バイオハザード」だったんですけど、シリーズが進むにつれ、単なるアクションゲームに成り下がり、随分ファンをがっかりさせてしまっていました。そんな中、その「バイオ」に影響を受け、本家をはるかに凌駕する傑作のホラーを放ったのは、残念ながら海外ゲームなんですよね…。

ただし、本作は描写が残酷なので、日本では未発売。私は海外輸入版を試しにやってみたら、そら、もう怖い怖い。
敵キャラクターの造形がおぞましいし、舞台となる宇宙船内には正気を失った乗組員が徘徊しているし、不穏な空気でいっぱいの上、パニックを煽る演出も見事で、随分引き込まれました。
敵を倒す爽快感もきちんとあって、ゲーム性もピカイチです。
映像表現に関しても、目を見張る仕掛けや演出が多彩で、全く飽きません。

ただ、本作にしても、残念ながらシリーズ3作目にして、ただのアクションゲームに成り下がっていると聞いています。
どうしても回を重ねると、敵の不気味な造形にも慣れ、怖さは薄まってしまうのですかね。



   






GTAV2.jpg
グランド・セフト・オートV
(2013年 アメリカ) 95/100点


このシリーズの凄さは、なんたって「街の作り込み」です。
本作「V」では、これまでのシリーズの中でも、最高の世界が作り上げられています。

ひとつの街が丸ごと入れ込まれているという、箱庭ゲーム・オープンワールドゲームは数多くありますが、本作ほど、その「街並み」が魅力的なものは他にありません。
ただただドライブしたり、風景を眺めるだけでも、飽きないクオリティはもはや奇跡です。
おまけに、本作には「田舎地域」も含まれるため、圧倒的な広さのマップを誇ります。

本作はまた、「自由さ」も売りです。
その自由とは、正直、道徳的ではありませんが、「犯罪を犯す自由」です。
登場人物は、「ワル」です。
金の為ならば、「銀行強盗」だって、「人殺し」だってやります。

この広い街の中で、主人公は様々な犯罪に絡まれ、特殊な人間模様を垣間見て行きます。
本作の主人公には、家族もいるため、家族の問題に悩む展開など、一人の人生を体験することができるわけです。

激しい銃撃戦も魅力だし、警察ととことんカーチェイスを繰り広げることも出来ます。

とにかく、やれることが多くて多くて…。
おまけにオンラインにつなげば、自分の分身を作りだし、「やるか、やられるか」の世界に思う存分身を投じる事が出来ます。

恐らく、自分にとって、今世紀最高のゲームだとしてもいいくらいです。

GTAV3.jpg


これだけ良く出来ていると、欲も出ます。本作に、「食事」の要素が一切ないのは、ちょっと寂しい点です。
また、やりこみ要素の達成報酬に物足りなさを感じます。
そして、本作には非常に残念な最大の欠点があります。
それは、「バグ・フリーズ」の多さです。
実は、今現在、オンラインにつなごうとすると、必ずフリーズするという症状に見舞われ、プレイできなくなっています。
もう本体が古いのかな…。
なので、近日中に「プレイステーション4」でリバイバルされる新版、そちらに移行しようと目論んでおります。



   



mario.jpg
スーパーマリオギャラクシー
(2007年 日本) 95/100点


最後に日本のゲームを。
マリオのゲームは数多くありますが、本作は大傑作です。
アイディアが凄いものです。
「重力」がテーマになっています。マリオを操作して、いろんな方向からかかる重力を攻略していくのですが、操作性の気持ちよさに加え、ギミックの豊富さなどなど、これでもかと楽しさを詰め込んでいます。
ゲームってまだまだ可能性が広がるんだなーと唸った作品です。


 

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Posted on 2014/09/24 Wed. 23:46 [edit]

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