素人目線の映画感想ブログ

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エイリアン2 リプリー、害虫駆除で大暴れする。 


 エイリアン2(完全版) [DVD]
 エイリアン2
 (1986年 アメリカ映画) 85/100点


<結末には触れません。けど、結構ネタバレしてます。>


エイリアン2
コホン…ゴッホンッ。みなさん、コンニチワ、あるいはコンバンワ。
株式会社GバスターCEOのエレン・リプリーです。
もー、ほんとにイヤですよねー、夏場のあいつ。
屋根裏に軒下に物陰に潜み、こちらの気配を察知しながらコッソリと動き回り、時折カサカサと戦慄の異音を響かせるあいつ。
疲れて、もー寝たいわーって時に限って予想だにしない場所に現れては、信じがたい速度で家具の裏から裏へ移動し、目の追いつかない場所からひょっこりとその黒光りした肢体を現し、こちらの精神的ショックを目論むあいつ。

下等生物に思わせて、その実とてつもない生命力と、一説には人間よりIQが高いなどとも言われるあいつ。
一匹みかけたら50匹、100匹はいるとも言われ、退治しても退治してもいっこうに減る気配のない出現率に頭を抱える日々をお過ごしではありませんか。
それだけで、夏が憎く、いっそ北海道に移住しようかとうっかり旅支度したりなんかして…。

かくいう私も、かつては米びつの陰から突如あいつに飛び掛かられた時は、トラウマ級の衝撃を受けたものです。ストレスと疲れが溜まると、きまってあいつが飛び交う夢を見て、何度叫び声をあげたことか。

けれどご安心。もう、あいつに好き勝手やらせることはありません。

当社では、そんな危険なあいつをご家庭から完全駆除いたします。
鍛え上げられた精鋭のツワモノたちが、最新式のマシーンを駆使し、皆様のご期待に応えます。


そう、我らは害虫駆除のプロ集団。その名も、

eirian2.jpg
Gバスターズ!(チャキーン!*効果音)


我々にお任せいただけましたら、家庭の平和を脅かす憎きあいつを、華麗に冷静に、すばやく一網打尽に駆除いたします。
みなさんの安眠を完全保障。
もうじき冬だってのに何言ってんだ、なんて言わないで。


1エイリアン4
というわけで駆除するわよ。まずはあいつを見つけるのよ。

1エイリアン2
まずは台所を確認してちょうだい。あ、それからプロなんだから、壁とか傷つけたりしちゃ絶対に駄目よ。

1エイリアン3
家具の裏もきっちり見るのよ。冷蔵庫の下なんてガチね。

1エイリアン5
春香クリスティーンかよ。きったないわー。大量発生しても文句いえんわー。

1エイリアン4
屋根裏よ、屋根裏に隠れてる場合も濃厚よ。

1エイリアン7
ドキドキドキ…

1エイリアン8
カサカサカサカサ…


1エイリアン11 1エイリアン12
ぎょえええええええええええええ
1エイリアン10 1エイリアン9
ええええええええええええええええええ!


1エイリアン13
何やってんの、あんたたち! 建物壊す気! 冷静に、冷静に対処すんのよ!


1エイリアン4
こうなったら、あたしがお手本見せるわ。

1エイリアン14
こうやって巣穴の卵から燃やし尽くすのよぉーー!


1エイリアン15
って、建物燃えてもーたー!

…はい。

ということで、本作はこんな感じの映画です。
いや…嘘ですけど…けど、天井裏をのっそのっそとエイリアンたちがうごめいていたのには、心からゾゾっとしました。
まるで、巨大なヤツが忍び寄っているような嫌悪感。
下等な生き物のようで、実は知能が高いのか、こちらの意図を察して裏をかいてくるような動きなんてまるでソックリでしょう?

さて。

真面目に書いていくと(結構ふざけてすみません)、本作はかのジェームス・キャメロン監督(「アバター」「タイタニック」)の初期の傑作です。
パニックホラーとして相当に秀逸で、緊張感のみなぎる作りにはホント度肝ぬかれました。

計算でしょうけど、序盤は結構ゆったりと話が進みます。画面にエイリアンが出てくるまで1時間以上かかりますしね。エイリアンを探し回る場面は「まだぁぁぁ?」とだれてくるんですけど、突然冷や水ぶっかけるごとく、終盤はこれでもかと危機が迫り、登場人物たち同様、こちらまで慌てふためきそうな気持ちに駆られてしまうのでした。

前作では登場するエイリアンは1体ですけど、今回は数えきれないくらい出てきます。
とはいえ、結構銃器で倒せるので、弾切れさえなければ、恐るるに足らずってのは、まさかの銃器のインフレ現象ですな。
さらに、前作より圧倒的な強さを手に入れたのは主人公・リプリーです。
生き残りの少女・ニュートを助けに向かう場面での強靭な精神力には、まいってしまいます。緊張の深呼吸をした後に、すっと目に覚悟を宿らせるシガニー・ウィーバーのうまいこと。
いったんコレと決めた時の女の恐さのごとく、終盤にマザーエイリアンと対峙する場面なんて、「ああん?」と恫喝する始末。エイリアンの方が「うそお…?」ってなります。ねーさん、肝っ玉座り過ぎですやん。

そのリプリーに、さすがのエイリアンたちの方が苦戦している様子もあったりします。
一度退却して、前述したように天井裏から這って来る様子は、おぞましくもあり…実はちょっと微笑ましくもあったりして複雑です。「うんしょ、うんしょ…みんなー、音出しちゃだめだぞー」って感じがしたりして。

eirian3.png


前作以上に、これで終わりだろうと思わせておいての「まだあるの!?」感が半端ないです。コース料理に、第2のデザートまで用意されているようなもんですよね! (…?)

最後の最後まで緊張たっぷりの本作。
もし、まだ未見の方がいれば、ぜひ。
あ、もちろん例の「G」が苦手な人でも大丈夫です。げんに私が観れましたから。

前作「エイリアン」の感想はこちら。


  

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Posted on 2014/10/17 Fri. 13:20 [edit]

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