素人目線の映画感想ブログ

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※ネタバレがある時は、必ず<赤字>で標記します。点数の説明はこちら。

スピード /ずっと止まらない極限の緊張。 


 スピード [DVD]
 スピード
 (1994年 アメリカ映画)
 85/100点



『ツイスター』などで知られるヤ・デ・ボン初監督作品です。
当時はすごい才能が現れたと言われていたものです。…今は見る影もないですが。

後にも先にも、3回映画館に観に行った映画はこれだけです。
映画館で映画を観ることの素晴らしさを、初めて痛感した作品なのであります。
観客全員が一心同体で手に汗握っている感覚があって、変な絆を勝手に感じて感動してました。(青いわあ)

あらすじは、「バスに爆弾が仕掛けられた。時速50マイル(80キロ)以下に減速してしまうと爆発してしまう。そのため、バスはどんなことがあっても走り続けなければならない。主人公のSWAT隊員のジャック(キアヌ・リーブス)は、走行中のバスに乗り込む」というストーリー。


冒頭のエレベーター内での救出劇から始まって、まさにノンストップに次から次へと窮地が展開します。

「暴走するバス」という至ってシンプルな題材ですが、ヤン・デ・ボン監督は可能な限り模型は使わず(後半の地下鉄シーンのぞく)、CGも使わないというこだわりで、実寸の迫力を生み出しています。
最近のテクノロジーなアクション映画には真似のできない、アナログなアイディアがてんこ盛り。

目の前に赤ちゃんが! 工事現場が! 縦列駐車の車両が! ガソリン漏れが! 
この先、橋が途切れてるー! そんな、バカなーーーー! 

途中から、主人公のジャック(キアヌ)が単身で暴走バスに乗り込みます。
しかし、次から次へと起きる障壁や、一人の乗客を死なせてしまったことから、さすがにへこたれるます。
それを支えるのは、このバスに乗り合わせていたアニー(サンドラ・ブロック)。
ちなみに、このバスはなんやかんやでアニーが運転しています。
彼女は、スピード違反で免停中ですが。

imagesCAFU0FN6.jpg
(しっかりつかまってな!)


自分がやらねば誰がやると気を取り直したジャックは、爆弾解体のために走行中のバスの下に潜り込むなど、危険を顧みず献身的に活躍します。
見事脱出に成功したその瞬間の、なんと感動的なことか!

止まらないバスと同じくずーっと継続していた緊張が、ブツン! と大きな音を立てて途切れた瞬間の快感は、今でも克明に思い出せます。

さて、この映画のすごいところは、まだまだ先が続くところ。
ここからがようやく後半戦、犯人逮捕までのくだりが始まります。
地下鉄での大攻防戦。なんと今度は地下鉄が暴走状態に!
ほんと、休まる暇がない。
115分と短めの上映時間にも関わらず、密度の濃い大満足のアクション映画でした。

ラスト。
アニーはジャックと抱き合いながら言います。
「極限状態の中で結ばれたカップルは長続きしないのよ」と。

見事予感的中! 『スピード2』ではしっかりお別れしており、なんとキアヌ以外の俳優が主人公になっちゃって、映画の出来もあんまり…。

バスやら船やら、見事に暴走させてきた『スピード』シリーズですが、映画自体は完全に失速したのでありました。(うまい!)


 

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Posted on 2012/09/09 Sun. 11:37 [edit]

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