素人目線の映画感想ブログ

素人による、素人のための映画感想・レビュー。 映画文法や方程式なんのその。

さらば あぶない刑事 もっともあぶないのは、薫でした。 


 アブデカ
 さらば あぶない刑事
 (2016年 日本映画)
  あぶデカを知らない人には70/100点 あぶデカファンには79/100点


「あぶない刑事」、通称「あぶデカ」のファンです。
だから観に行きました。
けれど、一切の期待はしていませんでした。
なぜなら、「あぶデカ」が素晴らしいのはテレビドラマであって、劇場版はどれも微妙だからです。
特に。
劇場版第4弾以降は、とても見ていられない内容でした。ファンの間でも、「あぶデカ」は劇場版第3弾『もっともあぶない刑事』で終わっている、と断言する人が多いようです。

しかし。
テレビドラマは、随分ハマって観てました。恐らく、『あぶデカ』以降、これを越える日本のアクション刑事ドラマは、皆無と言っていいと思います。
さて、その魅力って一体何なのかと言いますと。(これを書きたいがために、今回観に行ったようなもんです)

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1.イヤみのないカッコ良さ。
主人公の二人・タカ(館ひろし)とユージ(柴田恭平)が、際限なくカッコ付けるんですが、全く違和感がありません。この二人なら、アリだと十分に納得できるのです。もしかしたら、現存する最古のカッコ付け俳優かもしれません。特に館ひろし。よく見ると円楽に似てる、と昔タモリが言っていたことは置いといて、いかにセリフ回しが適当でも、彼のダンディーな装いに一切の不自然さがないのは、凄いカリスマ性だと思います。もちろん、柴田恭平のコミカルさもまた魅力的です。踊りながら銃撃戦をされても、「ふざけてんのか!」とは全然思わせないのは、凄いことなのです。
こんな二人が、片っぱしから犯罪者を、ドSの限りを尽くして弄ぶのだから、面白くないワケがないのです。


2.その他の個性的なキャラクター。
主人公二人の他にも、実に面白みに溢れるキャラクターが配置されています。
少年課の真山薫(浅野温子)は、本シリーズのアイドル的存在と思いきや、虎視眈々と捜査課の椅子を狙い、時にタカとユージの失脚を狙うというトリッキーな役柄です。めちゃめちゃ美人なのに、お金に汚い、モテないといった三枚目設定の為、常にタカとユージから不遇な扱いを受けるという完璧なコメディリリーフなのです。
二人の捜査課の後輩、町田透(仲村トオル)は、仕事中でもデートの誘いの電話をしているダメ刑事で、タカとユージに常にイジられています。「ビーパップ・ハイスクール」でツッパリだった仲村トオルを、完全ふぬけキャラに置いてしまう設定の巧さたるや。撮影中でも、撮影外でも、きっと先輩勢から、「トール、トール」と愛されていたんじゃないかと思います。恐らく、日本で一番「トオル」が似合う俳優です。
捜査課にはまた、中さん(ベンガル)、パパ(山西道広)という二人の先輩刑事がいます。パパはどちらかというと家庭的で普通の人ですが、中さんは完全奇人です。不気味な顔面を使い、取り調べ中の容疑者を追い詰めるという技を持ちます。まるで奇面組の一堂零です。
それから、タカとユージに小言をぶつける近藤課長(故・中条静夫)も、素晴らしい役どころです。単に怒りっぽくて、主人公の障害になるステレオタイプな上司役のように思わせますが、違います。実は誰よりも二人を理解している、という親父的設定がニクいです。かつては、鬼と呼ばれたスゴ腕刑事だったというのも、ニクい。「あぶない刑事」の28話「決断」で、自分に恨みを持つ犯人に対峙する場面が渋いものです。

このように、キャラクター設定がいちいち面白いので、アドリブが飛び交う署内でのセリフの掛け合いが、良く出来たホームドラマのようで楽しいったらありません。
普段、脇役陣はピエロなんですけど、時折タカとユージと共闘するのも見所です。特に、「もっとあぶない刑事」の6話「波乱」で、皆ホテルの一室に閉じ込められ、ユージとともに窮地に陥る場面が、個人的にお気に入りです。


3.真似したくなる銃撃戦。
上記の「カッコ付け」に通ずるんですけど、タカとユージの銃撃戦がえらくカッコいいのですよ。二人の銃の構えから、動きから、撃ち方から、どうしてこうも見栄えがいいのか。もちろん、リアル感はゼロですけど。犯人の持っている銃だけを弾き飛ばす腕前もファンタジーですけど。最近の海外の刑事ドラマを見慣れた人からすると、失笑ものかもしれませんけど。しかし、この真似したくなる銃撃戦は、少年におこづかいでリボルバーを買わせるのに、十分過ぎる魅力だったのでした。ちなみに、マイベスト銃撃戦は、劇場版第2弾『またまたあぶない刑事』のユージ対佐久間です。テンポ良く動き回る銃撃戦はユージならでは。パラパラと薬きょうを落として、拳銃に弾を詰め替える仕草がまた抜群に良くって。
「あぶデカ」初期の頃、その柴田恭平の銃撃スタイルを、監督が「踊ってんじゃないぞ!」と怒ったといいます。そして人気が出始めると、「カッコいいねー」と評価が変わったそうです。

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4.工夫を凝らした脚本。
特に、初代テレビシリーズの話の面白さは、そりゃもう折り紙つきです。一味違ったものを作るんだという勢いを存分に感じます。警察署内が占拠される話(「あぶない刑事」の28話「決断」、41話「仰天」)や、射殺されるフリをする話(50話「狙撃」)、犯人が幽霊だった話(51話「悪夢」)など。趣向を凝らした話が実に多いです。ただ、「もっとあぶない刑事」の後半は、館ひろしの退場(別ドラマにスケジュールを取られる…)もあって、勢いが削がれていたような気もしますが。


5.臨場感のある警察署内。
これ、何気に、「あぶデカ」の大きな特徴だと思います。警察署内が実にオープンな間取りになっているのです。玄関口から交通課、少年課、捜査課までに一切の壁がありません。そのため、空間が実にワイワイにぎやかです。タカとユージが課長に怒鳴られている画面の向こう側でも、無数の人々が動き回り、芝居が展開しています。おまけに取調室の場所も、捜査課から扉一枚隔てているだけ。そのため、まるで舞台劇のように長回しで芝居が流れていくことが多く、臨場感満載なのです。この設定、アメリカの刑事ドラマを意識したと聞いたことがあります。これまでの「刑事部屋」という概念を覆した、非常に斬新な設定だと思います。


6.きっちり笑えるコメディ要素。
タカとユージはカッコ付けているだけではありません。きっちり笑いをとってきます。それも、ジョークレベルからドタバタやナンセンス、不条理ギャグと多様です。テレビドラマ版は、笑いとシリアスのバランスが非常に巧く、キッチリ笑えるものでした。しかし、劇場版第4弾以降は、その笑いが非常に寒くなっていくのが、とても残念だったものです。
「あぶデカ」史上、個人的に最も笑えたのは、劇場版第2弾「またまたあぶない刑事」でのワンシーン。とある事情で県警に追われたタカとユージが、その状況を隠して港署に戻ってきた時の事。県警から回ってきた犯人の特徴が、どうもタカとユージらしい、とみんなが気づく場面です。
パパ「えー、犯人の特徴ですが…一人はキザな捨て台詞を言う。もう一人は…逃げる時もステップを踏んでいた」 聞くや、ふつふつと煮えたぎり始める近藤課長。これ、最高のシーンだと思います。

その他、「あぶない刑事」の50話「狙撃」で、防弾チョッキを付けているタカの胸辺りを撃たねばならないユージが、逆に頭を狙う所とか(「頭を狙えば…胸に当たる。」)、「もっとあぶない刑事」の11話「結婚」で、フラれたタカが凍りつき、ユージが助けを求める所とか(「誰かあーーー!!」)、劇場版第3弾「もっともあぶない刑事」で、射撃ミスの責任を互いが押し付け合う所とか(「ほら、弾がホップしてるもん!」)。はるか昔に1回観たきりでも、今だに記憶に残っている程、面白かったのです。


7.サントラの素晴らしさ!
有名なオープニングテーマに代表される様に、本シリーズはBGMも挿入歌も、いいもの揃いです。いいドラマは、やはりサントラがいい! シリアスパートでもコメディパートでも、しんみりした時でも、一気呵成のアクション場面でも、鳴らされる曲の全てが素晴らしいものでした。普通、ドラマの登場人物が歌いだすと失笑ものになることが多いですが、本シリーズは違います。柴田恭平「RUNNING SHOT」や「TRASH」、舘ひろし「翼を拡げて」をカラオケで歌っちまいます。これだけでも、他の刑事ドラマをはるかに凌駕します。

というわけで。

そんな思い出深い「あぶデカ」がいよいよラストを迎えるということで、そそくさと劇場に出掛けたのであります。
んで、冒頭でも言ったように、大して期待はしていなかったのですが、結果、その想像以上でも以下でもありませんでした。

本作は、「あぶデカ」のファンのためだけの、同窓会でもあり、お祭りでもあり、追悼でもある映画なのです。
本シリーズを知らない人には、あまりオススメはしません。

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タカとユージが、ほとんど変わりなくタカとユージだったことには驚きました。サングラスをかけただけで、彼らはかつて見たタカとユージに変身するのです。
タカは相変わらずダンディーであり、ユージの愛嬌もあの頃のまま。
ユージに拳銃を投げ渡すタカ。「残りの弾と、敵の数が全然合いません!」と名セリフを叫ぶ、素っ頓狂なユージ。
50歳にもなり、港署の捜査課長にまで登り詰めたのに、今だイジラれキャラである町田透。
彼らの軽妙な掛け合いも健在でした。
ビビっときました。懐かしさでほころびました。
特に柴田恭平は、近年は大人しかったり、真面目だったりする役柄ばかりだったので、久しぶりのユージ節が聞けて嬉しかったです。
おまけに、バラエティ番組にて映画の宣伝に登場したメイン4人の関係性が、ドラマと全く同じ様子だったこともまた、いいなーとほっこりしました。

本作の物語は、原点回帰ということで、ハードボイルドの要素が強いです。突っ込みどころの多さとか、まあ…昔からなんで良いとして。
敵役の吉川晃司のワルぶりが印象的です。多国語を操る知恵者であって、戦闘能力が高く、秘めた残忍さもあります。終盤の対決の場面では、バイク戦も銃撃戦も見応えのある「絵」で見せていました。特に最後のシューティングは、あぶデカの劇場版史上で言えば、一番手ごわく、もっともあぶなかったと思います。

ただ…。

私は、「あぶデカ」の劇場版が、次第におかしくなっていった大きな理由のひとつは、笑えない「笑い」を増やしたことだと思っています。中でも、「真山薫」の派手なコスプレを定番化させたことが、最大の不幸です。
それは、劇場版第3弾あたりから始まりました。次第にそれは、紅白の小林幸子と同じ命運を辿っていきます。やればやるほど、寒くなるとも分からずに。
本作の予告編でも嫌な予感はしていたのですが…案の定、本作には最大級にズレまくった薫が画面に現れるのです。

神奈川県警の重要物保管所の所長という立場にありながら、きゃりーぱみゅぱみゅのような恰好で奇抜に声を張り上げている薫を見せられた時、寒気とおぞましさで心が震えました。
本作の全てを壊しちまう破壊力です。ひょっとして、周りの人間には彼女が見えていないのでは? ハリーポッターのトイレの幽霊みたいなもんでは? いや、むしろそういう設定の方が救いがあるというもの。悪人から襲撃を受けた時、薫が平然とその格好で喚き散らしているという映像は、悪ふざけを通り越して、シュール以外の何ものでもありません。
そう。ラストにして、「もっともあぶない薫」だったのです。
制作陣が、「これが、あぶデカなんだ」と思ってしまったことが、哀しいです。
もう一度、テレビシリーズを最初から見直してほしい、と心の底から思います。

近藤課長風に言うならば、「大バカ者!」と怒りたくなるほどなのです。

それから…最後なんだから、ファンのための映画なのだから、せめて、お馴染みのオープニングテーマを流してほしかったなあ。横浜の夜景にタイトルが出て、聞いたこともないテーマが流れた時…ちょっとセンスを疑っちまいました。懐古主義的な考え方かもしれませんが、昔のBGMを多く流用した方が、ファンは喜んだんじゃないでしょうか。本作に、サントラの良さが皆無だったこともまた、大きく痛かったところです。

懐かしい車種(レパード)を登場させるのはいいんですけど…。

その他、年齢的に仕方ないけど、中さんとパパが警察を辞めていて、ちらっとしか出演しなかったのは寂しかったです。そのせいもあって、署内でのタカとユージに並々ならぬ孤立感が漂ってました。

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とはいえ。

くすぶる気持ちで画面を見つめていた私が、一転、嬉しく想った演出もありました。

それは、ラストのことです。「(ネタバレなので反転で)薫に追いかけられてタカとユージが飛び上がる姿と、テレビシリーズのエンディングのラストカットが重なったのです。」不意を突かれて、これにはウルっと来ました。なんだー、巧いこともするじゃんか! 前々回のブログで、「物語を省いて、 エンディングが好きな映画について。」を書きましたけど、まさに最高級の締め!

エンディングテーマ「冷たい太陽」をバックに、これまでの「あぶデカ」ヒストリーが流れるエンドロールも感慨深かったです。

ということで。
長々と綴ってしまいましたけれど。ようするに。

我が青春の思い出が、また一つ幕を閉じたということでありました。

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Posted on 2016/02/02 Tue. 13:38 [edit]

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コメント

はじめまして 

いいこまという者です。
過去作を追ったうえで初日に観てきました。「シリーズ未見だけど観てよかった」って意見もありますし無理して過去作を追わなくていいけど…追った甲斐がありました!
懐かしい要素(F31レパード、ナカさん、パパさん、近藤課長や銀星会など)がいろいろ出てきたし御馴染みのキャラがぶれずに登場し活躍してて最高でした。

TV版・劇場版含めいずれも好きな身ですが『リターンズ』~『まだまだ』に関しては「自分としてはアリだけど…あぶ刑事はコメディの方向性に振ることにしたのか?」「TV1作目~『もっとも』の方が好きだな…」って思ってました。
それだけに「そりゃ『もっとも』で終わったと感じる人が多いのも無理ないわな」ってなります。
ただ本作の場合「これまでが荒唐無稽だった分原点に戻す」って事前に聞いた記憶があったので「『無印』~『もっとも』は兎も角『リターンズ』~『まだまだ』よりはひどくならないかも」って感はありましたし実際そうでした。
ある意味劇場版ではこれが一番かも、と思いました。集大成とあって先に述べたように懐かしい要素や御馴染みのキャラも観られましたし。
>イヤみのないカッコ良さ。
>>ホントこれですよねえ。なんでこの二人なら許せるんだろ。
「ふざけたことは一切御免だ」のわりに結構軽いですがこれもまたスタイリッシュでカッコいいですし。
>その他の個性的なキャラクター。
>>飽くまで個人的にですが一番の醍醐味はこれかも、と思います。
主要4人だけじゃなく「吐け~」が印象的なナカさん(まあその後は扇子やコミカルさが前面に出るようになりましたが)や筋肉担当の谷村さん(歳の所為なのか『リターンズ』から観られなくなった感が)、普段はお上を気にするけどやる時はやる近藤課長、他諸々…。
近藤課長の場合『リターンズ』ではちょくちょく名前が登場し中条静雄氏への献辞が最後に述べられてましたし本作でも名前が登場しエンディングで怒号がとんでたのが好きです(近藤課長は偉大だったんだなあ…としみじみ思います)。
個人的にはたまりませんし本作の場合挙げた中だと谷村さんや『リターンズ』時点で定年退職済みの近藤課長以外は殆どぶれてなかったと思ったのでよかったです(記憶違いならすみません)。
あと単発ならTV1作目の原熊さんや『またまた』の新田刑事部長も地味に印象に残ってます(まあ後者は少しやりすぎかもしれませんが…。突っ込むのは野暮かなと思いつつも聞き間違い過ぎだろと)。
>真似したくなる銃撃戦。
>>確かにリアリティは欠いてますが突っ込むのも求めるのも野暮ですし何よりカッコいいです。
>きっちり笑えるコメディ要素。
>>個人的に一番の売りはキャラクターだと先述しましたが実際のところこっちの方が売りかもなあ、と思いました。あぶ刑事は軽妙さは良い意味でバランスが取れてたからだな、と思います。
あと『もっと』の振られた鷹山さんと『もっとも』の「弾がホップしてるもん」は自分も好きですねえ。
『リターンズ』~『まだまだ』はどうしてああなった…(『もっとも』でも片鱗は覗かせてた気はするけど個人的にはまだセーフでした)。自分は嫌いじゃないけど冷静に考えてバランスが…。
>サントラの素晴らしさ!
>>少なくともTV版に関していえばサントラの9割方好きですし何度聴いても飽きが来ないです(特に『RUNNING SHOT』)。
それだけに『フォーエヴァー』の場合アレンジしたやつとはいえ使われてたのが好印象でした。
>タカとユージが、ほとんど変わりなくタカとユージだったことには驚きました。サングラスをかけただけで、彼らはかつて見たタカとユージに変身するのです。
>>加齢こそ感じたもののそれでもTV1作目から本作に至るまで良い意味で「ほとんど変わんねえ!」と思います。
>特に柴田恭平は、近年は大人しかったり、真面目だったりする役柄ばかりだったので、久しぶりのユージ節が聞けて嬉しかったです。
>>『ハゲタカ』での芝野さんも結構好きですしその方向性も正直好きですが本作での活躍を観てると「そうこなくちゃ」感はあります。しかも現在でも往年の頃のような活躍で素晴らしい限りです。
>私は、「あぶデカ」の劇場版が、次第におかしくなっていった大きな理由のひとつは、笑えない「笑い」を増やしたことだと思っています。中でも、「真山薫」の派手なコスプレを定番化させたことが、最大の不幸です。
>>それに関しては一理どころか百理もあるなあ、と思います。やるなとは言わないけど「観客に受けると思ったのかもしれんが滑ってるぞ」「想定はしてたけど…悪化してんじゃねーか」って感じです。
「個人的にはアリだ」とは言ったもののあくまで「個人的には」であって「一般的にはダメだろ」って正直思えてならないです。どうして制作陣はそこを原点回帰させなかったし…。
薫さんのきゃりーコスは日産の動画の方でも映ってたので劇場観賞時には驚かなかったですが「この歳でこれは恐るべし…」ってなりました。
ただ、自分の見立て違いかもしれませんが、棺の前で落胆する鷹山さんを叱咤激励するシーンの時はシリーズ初期が思い浮かびました。
>それから…最後なんだから、ファンのための映画なのだから、せめて、お馴染みのオープニングテーマを流してほしかったなあ。
>>個人的には実際に使われた曲も意外に好きなのですが激しく同意ですし「使ってくれてたらなおよかったのに残念」って思いがあります。
もっといえばTV版OP・EDをまんま再現してくれたら、って思いました。まあOPの場合それだと町田さんをどうするかという問題がありますしEDの場合感慨深くて「これでよかった」と思いましたが。
>懐かしい車種(レパード)を登場させるのはいいんですけど…。
>>個人的にはこの演出が結構好きです。出番が少ない気がするけど下手に多すぎても浮いちゃうしそれにシリーズ初期でやってたようにケツを振った走りも観られたので。
あと車体は所謂「港303」を彷彿とさせますがナンバーが「港302」を彷彿とさせるものとなってたのでそこが感慨深かったです。その2台のプラモも大下さんのデスク上にあったので「よくぞやってくれた」と思いました。
因みにナンバーに関しては序盤で横転してたスカイラインのナンバーも「港305」のものを彷彿とさせるものとなってたようです。
>不意を突かれて、これにはウルっと来ました。なんだー、巧いこともするじゃんか!
>>自分もあそこは感慨深かったですし粋なことしてくれますよ…。
先述したように「再現してくれたら…」って観る前は思ってましたけどTV版EDを彷彿とさせるあの動きだけでも甲斐があるものですよ…。

続きが作れそうな感じはするものの作らない(というより「作るべきではない」とわかってるかと)だろうし綺麗に終わってると思うのでそれでいい、と思います。
あとは観た方々それぞれで紡いでいけばいいのですから。

以上が自分の思いです。初コメで長々とすみません。

URL | いいこま #oPiqAFzQ | 2016/02/04 22:30 | edit

いいこま 様 

コメントありがとうございます。
長文で読み応えあって、嬉しかったです。

そして、私の感想に共感して頂いて恐縮です。

ブログで厳しいことも書きましたけど、それだけ
私の中で「あぶデカ」は青春の貴重な思い出だったのです。

それだけに、変な「笑い」にぶれていったことが残念で…。

今回は確かにハードボイルド路線でしたけど、
薫が全部をぶっ壊してたなあ。
あの格好と、薫の机の上の、大量のチュッパチャップスを見た瞬間、
完全に気持ちが萎えました…。
あれは…アウトですよ。

タカを叱咤する薫が出てきたのは良かった…といっても、
「タカさんらしくない!」前に、
オレらからすると、おめーも「薫らしくない!」わけで。

でも、これを機会にテレビ版が注目されたらいいなあと思います。
映画もなぜか大ヒット中らしく、ま、いっかと。

確かにきれいな終わり方でしたね。
完全な幕引き。寂しくもありますが、納得できたことも確かです。

URL | タイチ #- | 2016/02/06 19:21 | edit

 

初めまして。

私が青春時代に最ものめり込んで見たドラマがあぶ刑事です。
本来臭くて仕方が無いようなキザなセリフも、
あのシリアスとコメディが絶妙のメリハリになっている展開の中では、
たまらなくカッコよく感じてしまいます。
引いてしまうような悪ふざけのようなことも、
近藤課長の存在によってすべて笑いへと昇華されてしまいます。
映画の公開に合わせてCSであぶ刑事のドラマや劇場版が頻繁にやっていて懐かしく見まくりました。

今回のは作品としてのレベルはあれですが、
昔からのファンがひたすら懐かしむ内容で良かったんだと思っています。
カオルはあぶないのを通り越して完全にキ○ガイになってしまった感じですね。
あれはあまりにもやり過ぎだと思いました。

シリーズとしてはファイナルですが、
昔の映像は今見ても色あせることはありません。
私の心の中では今でも青春は続いています。

URL | ひ辻 #- | 2016/02/29 04:44 | edit

ひ辻 様 

コメントを頂戴し、ありがとうございます。

私にとっても、おぶ刑事は青春の良き思い出です。
私も、テレビドラマであってこその「あぶ刑事」だと思います。

軽妙なセリフの掛け合いは、秀逸なホームドラマのようで、
遊び心が、たまにメインを占めちゃうような心意気のドラマって、
最近少ないなあと寂しく思います。

それにしても、薫はどうして、ああなっちゃったんでしょうかねえ…。

昔を見返してみると、確かに昔からハチャメチャで、
頭おかしくて、寒いキャラではありましたけど。
近藤課長がバランスを取っていたというご意見は、
なるほど、そうか! と思いました。

最近は、突っ込み不在だったのです。
今回の薫の衣装にも、みんながスルーってそんな馬鹿な…。

探偵モノでの続編を、テレビスペシャルでもいいから、
是非やってほしいですね。

URL | タイチ #- | 2016/02/29 12:39 | edit

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