素人目線の映画感想ブログ

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バベル ゆえにその名は、バベルと呼ばる。 


 バベル スタンダードエディション [DVD]
 バベル
 (2006年 アメリカ映画)85/100点


「BABEL」の長めの感想はこちら。


菊池凜子のことは、この際気にしないでください。

菊池凛子の体当たり演技が苦手と感じ、この映画をスルーするのは実にもったいない。

モロッコ・メキシコ・アメリカ・日本の四カ国を舞台に、文化や言語の違いによるコミュニケーション不全を描いた映画で、実に見ごたえがあります。
それぞれの舞台で、それぞれのピンチが複数の主人公達に訪れるのですが、とにかく暗くて「残酷」です。暴力的残酷さではありません。流れ弾に当たった妻を、何の治療施設もない異国の辺境の村で看病しなければならなくなったり、子どもたちが砂漠に置き去りにされてしまったりなど、見ていられないくらいシチュエーションが酷なのです。

ちょっと無理やりかなあ、という印象もあります。
そんな奴おらんやろお、と突っ込みたくなる場面もあります。
特に菊池凛子のキャラは作りすぎた感が否めません(やはり)。

物語の詳細を語らず、推測させる部分も多かったです。
チエコの母親は本当に自殺したのか、自殺した銃とモロッコの少年達が誤射した銃は同じものか、チエコが最後に残したメモには何と書かれているのか…などなど。

そういった点では、見るのに覚悟が必要な映画ですね。

 imagesCA8BG8CT.jpg
 (ブラピの男泣きが泣かせます)


BGMが秀逸です。
坂本龍一の「美貌の青空」という曲です。とにかくエモーショナルです。
日本側のターンで締められるラスト数分は、まるでよく出来たPVのようです。
深夜にこっそり暗い部屋で見ると、なお効果的に心に刺さってくるパワーがあります。


 

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Posted on 2012/08/30 Thu. 01:09 [edit]

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コメント

 

とても空気感のあるいい映画ですよね。
日本で評価いまいちなのが残念です。日本だとそもそも製作にゴーサインが出なそうです。

URL | kenshu #- | 2014/09/07 16:13 | edit

kenshu 様 

またまたコメント頂き、ありがとうございます。

私も、この空気感、すごい好きなんですよ。
ラストのくだりで、ギターの旋律がずっと続くあたりとか。

日本の評価がいまいちなのは、
「菊池凜子」が苦手な人が多いからかなあとか思います。
あの裸は、必要だったか…と。

けれど、ブラピの男泣きは、何度見てもいいし、傑作のはずなのですが。
これほどの豪華キャストの物語で、
ラストは「日本」で締めくくられるってのが、いいじゃありませんか。

バベルの感想は、ブログ始めたばかりのもので、手短だったので、
実は、近いうちにもう1回、バベルの感想を書くつもりです。

URL | タイチ #- | 2014/09/07 22:23 | edit

 

ラストのギターは自分も素晴らしいと思いました。
ツアーコンダクターがお金を受け取るのを拒絶してるところとか、中東の悪ガキ兄弟が風に向かって手を広げてるシーンとか、なんかとても映像美なんですよね。

今後ちょくちょくお邪魔します。

URL | kenshu #- | 2014/09/08 05:41 | edit

kenshu 様 

映像の美しさがいいですね。
外国の人が日本の風景とると…なんかちょっと
違って見えるのは、何故なのでしょう。

今後ともよろしくお願いします!

URL | タイチ #- | 2014/09/08 13:57 | edit

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