素人目線の映画感想ブログ

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シャーロック・ホームズ シャドウゲーム もはや推理というか、超能力。 


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 シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
 (2011年 アメリカ映画)75/100点


原作は小学校の時にちらちらと読んだ程度で、あまり記憶にないのですが、少なくともこんな風にアクション全開の武闘派な感じではなかったように思います。ホームズが女装するなんてこともないし。

原作マニアの方に言わせると、なかなか原作に忠実なキーワードを盛り込んでいるとのことで、ワクワクさせる作りだそうですが…。

さて、本作のホームズは信じがたいほどの天才ぶりを発揮しております。
なんたって、部屋の状況(床のシミとか)を見て取った瞬間に、過去にこの部屋で行われた出来事がめくるめく想像力によって把握できてしまいます。ほぼ超能力といっても過言ではない推理力…まあ、超能力ですね、ほぼ。

また、敵との戦闘の直前に、瞬間にして脳内でシミュレートを行い、直後の敵の繰り出す手数のほぼすべて把握してしまうこともできるという戦闘の達者ぶり…超能力ですね、どう見たって。

部屋の模様に似せたスーツを着込んで、カメレオンのように隠れてワトソンに吹き矢でいたずらしてみたり、死体の防腐液を飲み干してみたり、意味不明な女装で潜入しワトソンと添い寝みたいなことをしてみたり…超変態ですわ、こりゃ。


(ホームズ君の脳内シミュレート戦闘を再現)

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(さて……)

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(まず、こうして…)

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(ほんで、こうだろ…)

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(で、こんな感じだわな…)

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(最後にこう一撃、だな)

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(よっしゃー、完璧じゃん。いくでー)

 ドスッ!
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(…あらあ!?)

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(……。)

無題8
(うそー!!??)


さて、あらすじは、「天才的かつ冷酷極まりないモリアーティ教授の仕掛ける途方もない犯罪に、ホームズが挑む!」というもの。

いや、ほんとに、それだけの物語。
とにかくアクションシーンの見せ方が最高です。
ジャッキーチェンを彷彿とさせる序盤の肉弾戦や、列車内の銃撃、軍需工場での死闘など、推理なんてかったりーやーとばかりの美麗なアクションの数々。
テンポが良いし、所作も美しいし、カメラワークも迫力満載。
極めつけは銃弾が飛び交う林の中を、ホームズとワトソンと仲間たち数人が猛進するシーン。スーパースローモーションを駆使して、マトリックスばりの素晴らしい映像を見せます。
拳闘士でもあるラストのモリアーティ教授との戦いも、お互いが事前に脳内シミュレートすることで、実際に戦う前に勝敗が決するという、いかにも天才同士らしい不思議なやり取り。
何だか…ちょっと置いてけぼり感を感じてしまったのは私だけでしょうか?

随所に工夫も見られ、丁寧な印象の本作なのですが、不満点を上げるとするならば、意外にホームズとワトソンの会話のやりとりが面白くありません。
なんか、テンポの良いカット割りでごまかしてるだけのような感じ。セリフが大してひねってないんです。大した曲じゃない歌を、歌手の技量でごまかしているような「うーん」な感じ。
それと、しきりにゲイ感を出してるのはどなた向けのサービスなのか?
ホームズ「結婚して幸せかい…?」とか、ホームズ「誰にダンスを習ったんだい?」 ワトソン「君さ…」とか。
すみませんけど、キョトン…でした。
モリアーティ教授との決着も意外とあっけなかったかなあ。最期にあんな風に決着つけるんだったら、初めからやっちゃえばよかったじゃんと。
 
とはいえ、さすがガイ・リッチー監督の映像センスが抜群の本作。秋の夜長にボーっとしながら見るには、うってつけの映画だと思いますよ。


↓原作マニアの方の詳細な解説。恐れ入ります。
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』/すきなものだけでいいです


  

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Posted on 2012/11/21 Wed. 23:09 [edit]

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