素人目線の映画感想ブログ

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アベンジャーズ 警備会社のCMかってくらい、「なんて安心なの」 


 無題00
 アベンジャーズ
 (2012年 アメリカ映画)80/100点


実は、アメリカンコミックは一切読んだことがありません。
だもんで、登場キャラクターについての知識はほぼゼロ。
見たことのある映画作品は「アイアンマン」くらいという中途半端さ。
そんな私が、なぜ本作を鑑賞したのかというと。

1.
前回の感想が、「ダイハード3」という「今さら」過ぎるチョイスだったもので、「今っぽい」ものが見たかった。
2.
疲れがピークだったのもので、頭をからっぽにして眺められる映画が見たかった。
3.
日本よ、これが映画だ」というキャッチコピーになんぼのもんじゃい! という反感を覚え、批判してやろー精神で見た。
4.
意外に、「お祭り騒ぎの映画」が好き。
5.
なによりも、スカーレット・ヨハンソン目当て。

いずれも不純度120%の理由ですので、本気のマーベルコミックファンの方には大変申し訳ないです。

けれど、意外なほど大変面白く鑑賞できましたよ。
同じヒーロー映画でも、「ダークナイト」とは違います。
とにかく「楽しさ」を追求した遊園地映画(ジェットコースタームービー)なのです。
というのも、全般に散りばめられた「ジョーク」からも推察されるように、本作は非常にライトなテイストで仕上がっているのです。
本気で地球を支配する気があるんですかと問い質したいくらい、ショッカー並みに計画性のない敵のぬるい攻撃や、ほぼチート(反則技)といってもいいくらいの味方の強さに、疲れるようなハラハラドキドキはありません。いかに敵をコテンパンにやっつけるかという、逆「13日の金曜日」状態の展開なのです。
いい意味で、「ぬるま湯」にとっぷり半身浴したような感じで、疲れも吹き飛ぶ心地よさ。
これはこれで、「あり」だと私は思うのです。

さあ、ではここで、地球を守るヒーローの皆様を、主観バリバリでご紹介していきましょう。

無題<アイアンマン>
プレイボーイなセレブ社長が、特殊合金スーツを着ると超人に大変身。いつも無駄口ジョークを飛ばし、他のヒーロー達の神経をちらちらと刺激する。とはいえ天才的な頭脳、ありえないパワーははっきりいって頼もしく、本作中で最も活躍し、目立ち、人々の心をわしづかみにしてしまう扱いだったのは、「アイアンマン3」が控えているからという大人の事情なのかもしれないと勘ぐってしまったのは内緒だ。

無題1<キャプテン・アメリカ>
70年の冷凍睡眠から目覚めたクラシカルヒーロー。現代にいたってもアメリカンなコスチュームを着せられ、「今時これはないんじゃない?」と自分に突っ込む冷静さもある。終盤で各ヒーローに指示を出す姿はさすが古株。「チャラいもんに負けん」という気迫だが、いかんせん生身に近いヒーローなので、好き放題に空中を舞う他のヒーローたちを見て、心の底では指を咥えているのではと気の毒に思ったのは内緒だ。

無題3<ハルク>
強い。他のヒーローがビビりあがるほど強い。なぜこんなに強いのか計り知れない。理性が効く時と効かない時の差が分からない。中盤、敵側の思惑通りにヒーロー達に襲いかかるが、終盤では完全に共闘。はっきりいって、彼だけでも勝てたであろうほどの強さは、緊張感さえ奪い取ってしまう。本当にそれでよかったのか、制作側に問い質してみたいと思ったのは内緒だ。「うそーん…」という敵のつぶやきが聞こえる。

無題2<ホーク・アイ>
生身の人間にして、地球上最高の弓の名人。序盤では敵側の催眠にかかり、アベンジャーズに襲いかかるが、ブラック・ウィドウの攻撃で頭を強打したため洗脳が解けるというギャグ漫画テイストな復活を果たす。しかし、散々弓を撃ってもなかなか背中に装備された弓矢がなくならないことばかりが非常に気がかりである事は内緒だ。

無題5<ブラック・ウィドウ>
スカーレット・ヨハンソンである。「アイアンマン2」での闘いが美しく、彼女が本作鑑賞の第一目的だったのは、内緒ではなく前述の通り。敵の拷問に怯える顔をしながら、作戦中止の連絡が入るや態度を変えてあっという間に敵をせん滅。他にも、嘘泣き作戦で敵から重要情報を引き出す等、まさに女狐。アン・ハサウェイのキャット・ウーマンも良かったが、ぜひスカーレット・ヨハンソンに演じてもらいたいと思ったこと、これは内緒だ。

無題4<マイティ・ソー>
雷の神様。実は、今回の敵であるロキはソーの弟。身内感情を捨てきれないのか、弟を悪く言う仲間にモノ申すも、弟が大量殺人を犯した事実を知るや、「いやー、あいつは養子だから」と、あっさり切り捨てる非情な男。弟に再度説得を試みるが、ふいを突かれて刺されてしまう。刺されるが、「イテテ…」くらいで済むところで、敵が勝つ見込みは限りなくゼロだなと悟ったのは内緒というか、みんな分かったでしょ。

無題6<ニック・フューリー>
サミュエル・L・ジャクソンである。一番いきいきしている気がする。地球防衛部隊S.H.I.E.L.D.の長官であり、「僕が考えたスーパーヒーロー戦隊」を実現させる剛腕の持ち主。きっと子どもの頃は、「オールスタープロ野球」のメンツを勝手に考えてご満悦に浸っていたタイプだろう。吹き替えの声優が「竹中直人」…そそそんな! 共通点がハゲヅラだからって! …という感想は内緒で。



…と、まあ、こんなにも凄い人たちが一堂に介するのだから、負けるわけがありません。
特にハルクが完全に味方に回ってからは、信じがたい程の「安心感」
フリーザ編で悟空がスーパーサイヤ人になってからの闘いくらい、まさかのピンチなし。
考えてみると、強さの感覚がバラバラのキャラクターを集めるってのは、本来なら無謀な企画だと思うのです。
それを見事に融和させているのだから見事でした。(ごり押しだけど)
いわば、悟空とルフィとケンシロウが一緒に戦うようなものでしょう。
地球自体破壊できる悟空のパワーの前に、他のヒーローはなんとも非力に見えるのでは…。

…それとは違うのかな?

私は、キャプテン・アメリカが不憫でなりませんでしたよ。
伝説級の皆の憧れのヒーローなんでしょうけど、彼一人だけ、生身の人間であるブラック・ウィドウやホークアイと同じ系列の扱いでしたもの。年期の入った大御所なのに、ひな壇に座る「上島竜平」のような哀愁が。

しかも、キャプテンの衣装は人が目を伏せるかどうかのギリギリのラインでした。漫画を実写化すると、どうしてもその点が気になります。
ただ、今回は敵のロキという男が、かなりアレな風貌だったので救われました。ロキのかぶりモノといったらもう…「いろんな意味で、こいつはやばい!」と地球人を震え上がらせるにはもってこいでしたね。

  無題8
  (…ハルク恐るべし)


中盤までは、とにかくヒーロー同士の仲違いが続きます。
そりゃみんな、他では主人公でやってきた連中ですので、簡単に他の奴らにお株を奪われてはたまりません。
しかし。
終盤、ある悲しい出来事をきっかけに、みんなが見事に一致団結します。
そこからのこのチームの驚異の強さ。マーベルファンにはたまらない映画なのでしょう。
なんたって、悟空とルフィとケンシロウとウルトラマンと仮面ライダーが、みんなで力を合わせて地球を守るようなものですから。
邦画バージョンで、そんなヒーローの集まりを見てみたいものだなあ…
ああ…そういえば、あった、ありましたよ。
こないだ、仮面ライダーに往年のヒーローが出演し、奇跡の共闘を見せていました。
そのヒーローの名は…「暴れん坊将軍」! …ってヒーローなの!?




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Posted on 2012/12/25 Tue. 23:59 [edit]

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