素人目線の映画感想ブログ

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※ネタバレがある時は、必ず<赤字>で標記します。点数の説明はこちら。

ユージュアル・サスペクツ/ヤツのもう一つの正体が!? 

 カイザーソゼ
 ユージュアル・サスペクツ
 (1995年 アメリカ映画)  
 90/100点



ドンデン返し映画として、伝説級に語られる傑作映画です。
この映画の評判って、すこぶるいいです。聞く人聞く人、みな高評価。
「あのラストはすごいよねえ…」と。

衝撃的なラストシーンが、ずっと脳裏にこびりついています。
あ、まだ未見の人は、お気を付けください。

<今回ネタバレで書いていきます。>
ネタバレすると、本作の魅力は半減以下です。


でも。

その割りに、実は本編をほっとんど覚えていませんで。
それで数十年ぶりに鑑賞したのであります。

そうそう。ラスト以外にも、強烈に印象に残っていることがあります。
それは…

カイザー・ソゼー!!!!

ある男が、恐怖に震えながら口にした伝説の犯罪王の名。

カイザー・ソーゼー!!!!

不思議なくらい心に残る名前です。それも…、なんかくすっと笑える、このイントネーション。
それはまるで、特効の胃薬のような!

以前、ナイナイの岡村がツッコミで、「カイザー・ソゼやないか!?」と言った時、大爆笑よ。

その名のインパクトのすごいこと。

で、何度も言いますけど、肝心の本編をあまり覚えていなかった。
今回再鑑賞してみて。

ああ、本編はちょっと…、フツー。
普通の犯罪映画でした。

あのラストがあるからこそ、の映画ですね。

カイザー


で。

さらっと言っちゃうと、伝説の犯罪王:カイザー・ソゼの正体が、登場キャラの中で一番貧相な「ケビン・スペイシー」なわけです。

いまや、カイザー・ソゼに負けず劣らず、ケビン・スペイシーという名前までもが、クスっとなりますが。

けれど、やはり役者として一級ですよ。
泣きベソかいた弱き小物から翻る、スゴみ。藤田まことを思わせる二面性に、誰もがうならされたのです。

それに加え、正体が発覚する演出の巧さね。
本作の大半のシーンは、捜査官に事情聴取されたケビン・スペイシーの語りによる回想ですが、その内容のほとんどが作り話だったと判明するラスト。
彼は、部屋中に掲示されていたワードを適当にチョイスし、話を作っていたのです。
勝ち誇っていた捜査官が、そのことに気づいた時の驚愕!

カイザー3


ただ…

他の人物をカイザー・ソゼだと思わせたかったとするなら、ヘマですけど。
バレてますからね…。多数の捜査官に面も割れたわけですから…。(あの部屋から脱出することだけが目的だったのかもしれませんが)

回想に出てくる弁護士の名前が「コバヤシ」って設定も、リスク高いチョイスじゃ。
捜査官が持っていたコーヒーカップの裏側に記載されていた陶器店の名が、「コバヤシ」
いや…、捜査官が好んで「コバヤシ陶器店」のカップを使ってたら、「ん? コバヤシて…」って気づいたのでは…?

とかなんとか言っても、やっぱり面白かった!
カイザー・ソゼという悪魔に憑かれ、袋小路で覚悟を決める男たちの悲哀も、見どころです。

ついでに言うと、今回の再鑑賞でもう一つ驚いたのは、ベニチオ・デル・トロ!
20150923012919.png
若い! 今ほど目元が死んでない。


果たして、どこまでがケビン・スペイシーの作り話で、本当の話だったのか。
そんな深い考察もできる本作。
ちなみに、ケビンが「伝説のセクハラ王」だったという話は、本当です。

カイザー2

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Posted on 2018/12/02 Sun. 13:08 [edit]

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