素人目線の映画感想ブログ

素人による、素人のための映画感想・レビュー。 映画文法や方程式なんのその。

※ネタバレがある時は、必ず<赤字>で標記します。点数の説明はこちら。

デトロイト・メタル・シティ /メイキングは、面白かった。 


 DMC.jpg
 デトロイト・メタル・シティ
 (2017年 日本映画)  
 70/100点



友人に薦められた本作…。
彼が同時に薦めてきたのが、フェデリコ・フェリーニの『道』 …って振り幅広すぎない!? 深い哲学的な意味があるのかと勘ぐってしまいそうなほど、広い。

で。

上映開始30分くらい、つらかった。深夜ドラマくらいのノリ。寒いギャグの嵐。

クラウザー様は、なにゆえこのような苦しみをお与えになるのか…。その苦痛が、映画の趣旨に沿っているという皮肉。

時間が無くて映画もなかなか見れなくてブログもあんまり更新できず気付いたらアクセス数も極端に落ちてきて焦っている最中に、コレ観ないといかんか!?

疑問を感じ続ける鑑賞だったものです。

でも。

途中で見慣れました。

「映画」だと思って観ると哀しいですが、「ドラマ」だと思えば、だんだん楽しくなってきます。

だってプロット自体は面白いですから。
つまり、「渋谷系に憧れるナヨナヨボーイの主人公・根岸崇一が、ひょんなことからデスメタルバンドのボーカルに抜擢され、本人の意思に反して大ヒットしていく」という物語。

ギャップ効果の面白さ、ここにあり!

しかも、主演の松山ケンイチが恥も外聞もかなぐり捨て熱演しています。
普段は子猫のように弱弱しく…、過激なメイクを施したバンドボーカル・クラウザーに扮すると、デーモン閣下にも負けないダミ声の発声で、地獄の悪態をぶちかまします。

この根岸の二つの人格を、極端に演じきった松山ケンイチは、凄い。
本作は、彼の人の良さそうな雰囲気で、何とかもってるようなもんです。

特に、普段の根岸は、ツッコミどころが満載です。

走り方のクセがすごい…。
歌っているときにクネクネし過ぎじゃあ…。
自分の髪形が公然わいせつカット…って、自覚しとったんか…。


寒々しく思っていた根岸のキャラクターですが、見慣れていく内に楽しくなってくるのは、本作の狙いでしょうか。

それとも、こちらの麻痺ですか?

終盤近くになってくると、クラウザーの根岸が茶の間で飯食ってる姿が、おかしくって。ついに笑ってしまったものです。やー。もー。おっかしーんだもーん。

どうやら、麻痺の方だったようです。

まさに、根岸のお母さん(宮崎美子)のような、広い心と優しい眼差しで観ると、楽しめるであろう本作。

そうそう、たまたまyoutubeで見かけたメイキングは、面白かった。
エキストラから「L(デスノート)のファンです~」って言われた松山ケンイチが、クラウザー口調で「L? 誰だ、それは。オレはLじゃねえ」とぼやいてる感じが、ストライクです。

えー、まあ…、今回はそんなところ…。


 

記事を読んで頂きありがとうございました。
↓よかったら、クリック1票お願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
  このエントリーをはてなブックマークに追加

<スポンサードリンク>

Posted on 2017/12/10 Sun. 23:34 [edit]

TB: 0    CM: 0

10