素人目線の映画感想ブログ

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るろうに剣心 最終章 The Final/左之助の不憫。 

 るろ剣final
 るろうに剣心 最終章 The Final
 (2021年 日本映画)
 80/100点



やっぱり、左之助が不憫でした。

大体彼は『京都大火編』から完全に噛ませ犬の役割。敵キャラの引き立て役くらいの存在となっているのでした。本作でも、ボス:縁にコテンパンにやられるだけの存在でしたね。

おまけに。
どうしても感じずにはいられない剣心との心の距離感。左之助が熱い感じで「オレには話してくれたっていいだろ!!」と剣心に詰め寄った時、ヒヤリとしたものです。どうも剣心が、「…無駄に熱くておっくうでござる」と思っていそうで。

それほど。
彼らの関係には熱量を感じません。まあ、いわゆる描写不足というやつなんですけど…。剣心が宗次郎とともに活き活きと戦う様子を見ればなおさらです。さながら普段の相方よりも、上田晋也のツッコミに全幅の信頼を置いている爆笑問題の太田光。

…いつかそれに気づく左之助が、不憫でなりません。いや、むしろ教えてあげようかな。君は今やヤムチャのポジションだよと。もはや転生するしか復権は望めませんよと。

ついでに言えば、弥彦もまったく成長してなくて、ぞんざいな扱いでしたね。薫をまんまと連れ去られた左之助や弥彦の不甲斐なさに、剣心半ギレしてたと思うんですよ。(勘違い) 

最終決戦に出向く剣心に向かって弥彦が、「行くのか…?」と声をかけていましたが、「そりゃ、お主らがさらわれてござるからね」と言いたそうな顔に見えて仕方ない。(いや、勘違い)

剣心も剣心で。

薫を家に置いていくなよ。

シリーズ「1」で一度失敗してますよね。あの時は、あれほど自分が許せないとか言ってましたよね。学習しないんですか。薫が三度さらわれた失態は、剣心もそろそろ反省せねばなりません。

冗談ぽく言ってますが、実は本当に頭に来たんです。「女がさらわれて、男が助けに行く」という設定は、全映画で禁止にしませんか。ジェンダー問題はまずそこからですよ。薫も慣れたもんで、はいはいはいはい、いつものやつよねって感じでさ。待合室でピーチ姫と談笑してるくらいだもの。(してません)

…落ち着こう。
エンタメに何を怒っているのか。そんな細かいこと気にしたらダメです。だけど冒頭、部下がドンドンやられてるのに、悠然と列車内を歩く斉藤一にも頭来たもんね。走れや、と。おまけにタバコの灰が落ちないか気になってしょうがない。いや、副流煙すごいな、お前の職場。あー! いまポイ捨てしたー! いけないんだー! 

… お ち つ け …(現代コンプラに毒され気味)。

ということで。

アクションが超絶凄かった!(どういう着地?)

るろうに剣心final

もともとこのシリーズはそれが最大の見どころ。超絶な剣劇は、他に類を見ないほど凄いです。

刀の抜く音、切っ先が交わる音がまた、切れ味が鋭そうで心地いい。狭い屋内でも魅せる立ち回りが格好良く、体術もテクニカルでワクワクします。勝新太郎さえ指をくわえそうなほどのスピード感。荒唐無稽過ぎる面もありますけど、本シリーズが生み出したケンフーと名付けたいほどの新ジャンルだと思います。

この殺陣をこなした役者陣がスゴイ。志の低い時代劇は、役者によって殺陣が無様だったり、スローモーションでごまかしたりしますけど、本作はそんなことなくて、頼もしいです。

るろうに剣心final3

中でも、江口洋介の殺陣は力強くて好きです。「わしが剣心じゃいかんのか」という葛藤を乗り越え(そんなことない)、斎藤一は彼にしか演じられない域となりました。意外にも、土屋太鳳もしっかりした動き。女性の殺陣は「ゆるいまま」」みたいな時代劇が多いので、これは本当に嬉しい。

もちろん。
剣心演じる佐藤健も抜群。唐突に現れる神木隆之介との共闘なんて、なんか見てるうちにジーンときたもんね。アクションで感動したのって、結構久しぶりです。それほど、良かったし感激しました。

こんなにいい殺陣が観られるのって、本当に嬉しいですよ。千葉真一や志穂美悦子に引けをとらん。(古い)

るろうに剣心final2

次回作は『beginning』となり、剣心の過去が描かれると言います。頬に付いた十字傷の秘密が描かれると言いますが、…ん? すでに語られてない? 「1」の回想や本作での挿入シーンで、全て描いてしまっている気がするんですけど…?

そもそも。
順番としては、『beginning』が先にあって、最後に本作『Final』があった方が、より因縁との対決と解放が盛り上がったのでは? とか思いますけど、素人考えですかね。

ということで。

蒼井優さえチョイ役の豪華キャスト陣も楽しいです。なぜか伊勢谷友介が画面に映るたびに、胸内でクスっとなったのは内緒ですけど。

ああ、そうだ。エンディングテーマが英語曲なのは残念かな。余韻を吹き飛ばしましたね。そこは、川本真琴で締めるセンスが欲しいなあ(微妙?)。

とにかく。

やっぱり左之助が活躍しないまま終わったー! 最後らへんも、ほとんど剣心と会話してねー! 

まあ、そういうことで。(どういうことで?)

「るろうに剣心」の感想はこちら。
「るろうに剣心 京都大火編」の感想はこちら。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の感想はこちら。


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Posted on 2021/05/04 Tue. 14:42 [edit]

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